コーヒーブレーク
直線上に配置
コーヒーブレーク

 アトムとの訓練時に常に気を付けていることを、反省を含めてご紹介します。

 色んなコマンドを教えている時に注意していることは
1.アトムが楽しんでいるか
 どうしたらアトムが遊び感覚でコマンドを覚えられるか。これをお父さんと一緒にやるときが一番楽しい、と思ってくれたら良いなー。
 最近やっているのは、興奮し過ぎない程度にアトムをハイな状態にするために、「良しやるぞ」とか「アトム頑張れ」とか声をかけ、胸を軽く叩いたりしながら少し走り回わり、頃合いを見て「座れ」をさせ少し落ち着かせ、それから服従訓練に入ります。
 訓練中もアトムが喜々としている表情をしているか、そればかり気にしています。時々散歩に来るワンちゃんに顔を向けたり、カラスに注意を取られたりしますが、横を向いていても私の声に反応している間はあまり気にしないようにしています。競技会に出すために訓練しているのではなく、私とのコミュニケーションを楽しみ、遊びの種類が増えたと思って欲しいからです。
 でもなかなかイメージ通りには行きません、試行錯誤を繰り返えす毎日です。

2.アトムが理解しているか
 誘導やリードにつられて動いているのではなく、その動作を理解しているか、どうすれば理解させられるか。
 理解しているかどうか時々いつもと違うパターンで確認します。簡単なのは
 いつもと違う順序でコマンドを出して、順番で覚えていないはどうかの確認
 コマンドを出す間隔を長くして一連の流れで覚えていないかの確認
 リードを付け、リードが付いていると認識して油断している時に、わざとリードの合図を出さずにコマンドだけで行動するかの確認

等々、アトムとの知恵比べですね。

3.命令だから実行するのではなく、自分で考えて実行できないか
 コマンドを出してそれを実行するのは、有る意味当たり前なので、自分で考えて行動できるように試しています。例えば
 散歩中に信号で立ち止まったときに、座れといわずに様子を見、「さーどーするんだ、考えろ考えろ」と言いアトムを不安がらせ、自分から座るようにさせる。
 「タッチ」などのコマンドを出す前に、心の中で例えば「今回は3回タッチするまで褒めないぞ」と決め、「タッチ」と言います。アトムは「ホイ」といつも通り鼻をチョコンと付けます。この時いつものように褒めないで黙っています。そうするとアトムは「えっ」と不思議そうな顔をして見上げますが、そのまま黙っていると、今のちゃんと出来ていなかったのかな、と考えたかのように又タッチをします。それでも黙っていると褒められるまでタッチを繰り返します。この姿はいじらしいですよ。もちろん3回タッチしたら目一杯褒めて上げます。
 その他にも今度は座るまで褒めないとか決めてやったりしました。でも何回かやるとアトムも分かってしまって、すぐにお座りしたりしてしまうので、本当にたまーにしかやりません。
 その他に遊びの”どっちの手に持ってるか?”とか”探せ”などもアトムに考えさせるかなと思ってやらせています。

 どの項目も非常に難しく、しろーとの私はいつも手探りで、本当はホームページなんかを立ち上げて、ご紹介できる立場ではない、という思いと、犬を初めて飼う方は皆さんしろーとなんだ、だからしろーとの苦しんだ情報が有効なんだ。この2つの思いの間を揺れ動いています。

直線上に配置

プリンタ出力用画面 友達に伝える