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長時間の待てを教える
長時間の待てを教える
目的:長時間「休め」の状態でその場を動かないことを教えます
「休め」の状態で長時間待てるように練習しました。アトムの自制心を強くしたり、一度出したコマンドは「良し」と言って解くまでは、守らなくてはいけない、ということを理解させるのに役立つかと考えたからです。
いつものように「伏せ」ー>「休め」状態にし少し離れたところで様子を見ます。良い子に待てるようならば、その場で軽く跳ねたり、ジョグしたり、体操をしてみます。
興味を示して立ち上がろうとしたら、「いけない」と言います。もしそのコマンドで「休め」の状態に戻ったら、クリッカーを「カキ」と鳴らしアトムの元へ帰って行き、「ご褒美」+一杯誉めて上げます。
立ち上がってしまったら、「いけない」」と叱りアトムの元へ戻り「休め」の状態に戻し、最初からやり直しです。
段々離れる距離や時間を伸ばします。
ここまで行ったら次は物陰に隠れてみます。これは二人で行った方が有効です。一人にアトムの側にいてもらい、「休め」の状態から物陰に隠れてみます。
案の定向こうの方で「いけない」と言う声が聞こえました。アトムの元へ戻り最初からやり直しです。
これを気長に繰り返し、私が隠れても待っていられるようにします。
二人でうまく行ったら、次は一人で試してみます。「休め」をさせてアトムの様子に注意しながら隠れます。でも物陰からアトムの様子を見ています。少しでも立ち上がろうとしたら、「いけない」と言い最初からやり直しです。最初は隠れて一息ついたくらいでクリッカーを鳴らし、「よーし良い子だ」と誉めながらアトムの元に帰ってやり、一杯誉めてご褒美を上げました。
段々隠れている時間を伸ばしました。今は人の多い公園でも試しています
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サイト名: おーいアトム・ウラン遊ぼうよ!
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