群れとしての躾
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群れとしての躾

群れとしての躾 基本
 『飼い主は、常に犬より上位でいるように行動しましょう』

迷ったときはこれに立ち返ればOKでしょうか。


具体的には
 1.食事は人間が先
 2.部屋などの出入りは人間が先
 3.犬に上から見下ろさせない
 4.一緒に寝ない
 5.肩より高く抱き上げない
 6.犬をどかす(人間が歩いている先に犬がいたら、よけたり跨いだりしないで、犬をどかす)
 7.犬の言いなりにならない(例えば腹減ったと吼えてもすぐにはあげないで、黙らせてからしばらくたってあげる)
 8.犬をひっくり返して、時々マズルコントロールを行う
 9.一度出したコマンドは必ず実行させる
10.人間の食事中に人間の食べているものを欲しがらせない
11.散歩の時に引っ張らせない

ただし、半年から1年の間に上記躾がしっかりしていれば、人間の都合で上記のどれかを許しても大丈夫な場合がある。ただしその場合でも犬との一線をしっか
り決めておき、それを越えさせない。
〔例〕
(1)食事を犬に先にさせる場合、人間との食事の間を空ける。
   人間が食べているときに、食卓の臭いも嗅がせない。
   もちろん食卓の上のものを欲しがらせない。
(2)一緒に寝る場合でも、人間が寝るまでベッドに上がることを許さない。

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