ボールを追いかけさせる
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ボールを追いかけさせる

 アトムはボールに対してまったく執着せず、ボールを投げても興味を示さないの
で、ボールを持って走り、私を追いかけるように誘導して走らせていました。
 しかし色々試行錯誤の結果、全力でボールを追えるようになって来ました。うーーん、アトムを飼ってからずーっとこの日を夢見てきました(涙(T_T))。
 
 こんな事をやりましたよという事をご報告しますが、ボールに興味が無い犬なんて珍しいと思いますので、興味ないでしょうが、私は一番思い入れがあるのでご紹介します。

1.軟式ボールを目の前に出し、目の前で左右に振りあおってみる。
  −>全く効果無し。なにやってるのと目で訴えていた。

2.軟式ボールに千枚通しで穴をあけ、紐を通した道具を作り、アトムの目の前
  でボールを弾ませたり、転がしたりしてあおってみる。
  −>ちょっと興味を示したが、すぐに飽きてしまう。

どうも軟式ボールの噛み心地が嫌いなのかと思い出した。

3.訓練士の方に聞いた方法ですが、たまに神経質でボールの感触がきらいな犬に取る方法らしいです。ボールを軍手に入れて噛み心地を変えてみる。
  −>興味を示し、喜んで噛みボールを追うようになった。でも長続きしない。

4.ボールの噛み心地がいやそうなので、軟式ボールからテニスボールに代えてみる。最初は喜んで噛み、追ったがやっぱりすぐに飽きてしまう。

 ボールに興味が無いというより、ボールを追う理由が分からないんだなと思い出す。

5.ボールを追うことが、ご褒美だと思わせようとした。
  家の中でアトムを左手で抑え、右手でボールを壁にぶつけ、楽しそうにキャッ
チボールをする。目の前でボールが弾む様子を見せ、取りたくてしょうがないそぶりが出てきたところで、数回に1度アトムに取れるよう近くで弾むようにし、アトムにキャッチさせる。
 キャッチしたら思いっきり誉めボールをキャッチすると、気分が良いんだということを教える。次に目の前で弾むボールを欲しそうにしたら、座れとか、伏せとかなんでも良いが、得意なコマンドを出し、出来たらすぐに「よーし」と言ってボールを転がし、ボールがご褒美だということを理解させる。
  −>公園でも喜んで追うようになったが、まだ全力で走っていない。

今度はボールを大きくしてみようかと思っていた矢先、カミさんが海岸から子供
用の小さなサッカーボールを拾ってきて、海岸で喜んで追うというので、公園で
試したら全速力で追う。よっしゃーこれだ。

6.本物のサッカーボールではアトムが咥えられないと思い、子供が室内で遊べ
  る直径20cm位の柔らかいボールを購入し、公園で試してみる。
  −>全速力で追うこと追うこと。苦節10ヶ月やっとボールで遊べる。

 この後、柔らかいボールはすぐボロボロになってしまったので、軟式ボールを試してみたら、以前より興味を持って追うようになりました。また最初の頃作ったボールに紐を通した遊び道具にも興味を示し、これを放り投げると全力で、喜んで追うようになりました。
 アトムと遊べる方法がひとつ増え、私が一番喜んでいます。

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