事前に躾について考えたこと
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事前に躾について考えたこと

 前回のシェパードの時はインターネットも普及しておらず、事前に色々躾や、
訓練の事を調べる方法もありませんでした。しかし現在では色々なHPで貴重
な情報を手に入れることが出来るので、アトムをどう躾ようか調査し、自分なりに考えてみました。


1.なぜ躾が必要か
 本当ならばアトムを自由に外で遊ばせ、ストレスの無い生活をさせてあげたい所ですが、狭い家、狭い庭ではそれも不可能です。山の中の一軒家だったら人間の都合を押し付けなくても良かったのにな、などと考えました。
 しかしふと、じゃ山の中の一軒家だったら何にも躾ないのかな?こう考えると、でも

  アトムって呼んだらこっちを見てもらいたいよな
  アトムって呼んだら自分の所に来て欲しいよな
  私に対してガウガウ犬じゃいやだよな
  アトムを一杯誉めていることを分かって欲しいよな
  して欲しくないことは分かって欲しいよな
  一緒に歩いている時は側から離れて欲しくないよな

 あれっ、これって人間の都合じゃなくて、俺の都合じゃん!、俺とアトムだけの都合だよな!。決めた俺の都合で躾よう。
 なんて自分勝手な必要性でしょうか、でも良いや、俺の犬だ。


2.何を躾ようか
 1.で自分勝手にこうなって欲しいということと、それ以外にやはり人間社会で生活する上で、行かせたくない時にどうしても、待て、座れ、は必要だし、屋内で飼うとなるとどうしてもトイレは覚えて欲しい。


3.で結局
 Tipsトップページのような項目を考えたのですが、それ以外に一緒に訓練して遊びたいので小さいうちに事前に準備できないか。
 で結局躾って、犬を人間として扱うのではなく、犬として俺の家の群れの一員として、俺がボスだって事を分かって貰えるようにする事だと考えました。そのために色んな事を試して、やってみることにしました。

 これから細かく説明しますが、それ以外に結構有効だったかなと思うのが、アトムをどかすと言うことです。私が歩いている先に寝ていたりしたら、「どけ」と言って足で脇にどかして、真っ直ぐ歩く。これはわざとそういう風にしたりしました。アトムが座っている場所が私が座る場所だった場合、かわいい目でこちらを見上げるので、つい良し良しと許したくなるところを心を鬼にして、「どけ」と言って足で払いのけます(そっとですが、それと家族全員からかわいそうという非難の声を受けます)。最近では大きくなってきて足でどかすのは難しいですが、「どけ」と言えばしぶしぶ立ち上がって、場所を譲ります。どいた後は一杯誉めますよ。


4.一年経ってみて
 2002年1月4日で満1歳になります。家族の者が「パパの前だと犬が変わる」とか、「パパは良い所ばっかり見ている」とか、「こんなに慕われ言う事を聞かれたらかわいくってしょうがないでしょう」と言われるようになりました。今のところアトムは私のことをボスだと認識していると思います。ちょっと位ぶん殴ったって、思いっきり叱ったって平気だという信頼関係はあると思っています。
 でもこれから反抗期が来るので、いつまで続くか分かりませんが、今の所最初こうなって欲しいと考えていた通り、いやそれ以上に良い関係が築けたと思っています。

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