アップ、ダウンを教える
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アップ、ダウンを教える

 家の各部屋のドアは、握って回すノブタイプの取っ手ではなく、棒を押し下げるタイプなので、いつかアトムにドアの開け方を教えて、自由に各部屋を出入りできるようにしてあげたら、どんなことをしでかすかなと、楽しみにしていました。
 まだ小さかったので、立ち上がってもドアまで手が届かず、大きくなって教えるためにと、前足を物に乗せる「アップ」と、足を下ろす「ダウン」を教えました。
 椅子に座ってアトムを呼びます。寄って来たら自分のひざをポンポン楽しそうに叩き、「アトム、ほらおいで、おいで」とあおり、アトムが前足を乗せてきたら一杯誉めて遊びました。
 徐々に「アップ」というコマンドを付け、足を持って下ろす時に「ダウン良し、ダウン良し」と言って、「ダウン」の意味を理解させました。
 大きくなって椅子や、テーブルに手が届くようになり始めたら、椅子や、テーブルで「アップ」をさせ、前足を乗せることを理解させました。
 これでもう少し大きくなり、足がドアの取っ手に届くようになれば、ドアを開けさせられると、楽しみにしていました。

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