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靴下脱がすの上手
ゴロっと横になっていたら、アトムがコソコソっと私の足元に寄ってきました。黙ってじっとしていたら私がはいている靴下を狙っているみたいです。
どうするのか見ていたら、歯でこそぐようにして靴下を少しずつ上に引っ張り出し、少しつま先が出たところでハムっと噛んでズリズリと引っ張って脱がしてしまいました。
私の足に少しも歯を当てず、あんまり上手に脱がしたものですから、上手上手と一杯ほめてしまいました。
こうなったらこれを覚えさせようと思い、もう片一方の足をアトムの目の前に出して、「靴下脱がして」と言いながらアトムの気を引きました。アトムは先ほどと同じように歯で上手に靴下をこそいで、少しずつ引っ張り出し、先っぽを咥えて又靴下を脱がしてくれました。
それを何度か繰り返していたら、「靴下を脱がして」と言い足を出すと上手に靴下を脱がせるようになりました。
でも脱がされた靴下はアトムの涎でしっとりとしてしまい、もう一度履く気にはなれません(涙)。
アトムも靴下を脱がした後、その靴下をハムハムするのが楽しみらしいのですが、「出せ」と言われて出さなければならないので、なんだか釈然としないようです。
でも足に少しも歯を当てないで上手に靴下を脱がせるので、最近は会社から帰ってから重宝しています。
そうそう、カミさんと娘で3人並んで足を出し、「靴下脱がして」といってみました。誰の靴下を脱がすか試してみたんです。
娘やカミさんの靴下の匂いをかいで、フンと無視し私の靴下を脱がしてくれました。二人はお父さんの靴下が一番くさいからだと痛いところを突いて来ましたが、なんのなんのへちゃらさぁーっ。
アトムは僕が一番好きなんだよね。
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